ピラティスと筋トレの3つの違いとは?どちらが痩せるか解説

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「ピラティスと筋トレどっちが痩せるの?違いはある?」

このような疑問を持つ方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

どちらもボディメイクやダイエットに効果的な運動方法ですが、それぞれに特徴や違いがあります。

この記事では、ピラティスと筋トレの違いを詳しく解説し、あなたの目的に合った運動方法を知る事ができます。

今回の記事でわかること
  • ピラティスと筋トレの3つの違い
  • ピラティスと筋トレどちらがダイエットに効果的なのか
  • マットピラティスとマシンピラティスの違い
トレーナー

記事監修者
パーソナルトレーナー 首藤 陸

2023年3月パーソナルジムWINMEをオープン。年間1,000セッション以上を行った経験からピラティスの記事を監修。「ピラティススタジオの失敗しない基礎知識」を発信していきます。

目次

ピラティスと筋トレの3つの違いとは?

ピラティス

ピラティスと筋トレは、一見似ているように見えますが、実は大きく異なる特徴を持っています。

ピラティスと筋トレの違い

1.鍛えられる筋肉の違い
2.運動の種類の違い
3.動作の違い

それぞれの運動方法の特徴を理解することで、より効果的なトレーニング計画を立てることができます。

以下では、主な3つの違いについて詳しく解説していきます。

鍛えられる筋肉の違い

ピラティスと筋トレでは、主に鍛えられる筋肉の種類が異なります。

筋トレは、主に表層の筋肉(アウターマッスル)を鍛えることに最適な運動です。

鍛えられる筋肉

大胸筋・大腿四頭筋・三角筋・広背筋など見た目に大きく影響する筋肉。

一方、ピラティスは体の深層にある筋肉(インナーマッスル)を重点的に鍛える運動です。

鍛えられる筋肉

腹横筋や骨盤底筋群、多裂筋などの姿勢を保持するために重要な筋肉

これらの筋肉は見た目の変化には現れにくいものの、体幹の安定性や姿勢の改善に大きく貢献します。

運動の種類の違い

筋トレは主に筋肉に負荷をかけて筋繊維を刺激し、筋肉を肥大させることを目的とした運動(無酸素運動)です。

ダンベルやバーベル、マシンなどを使用して、特定の筋肉に集中的に負荷をかけます。

重量を徐々に増やしていくことで、筋力アップや筋肉肥大などの効果がある運動です。

これに対してピラティスは、呼吸法を重視しながら、ゆっくりとした動作で全身の筋肉を伸ばす動作(有酸素運動)も加わります。

特に体幹部分の安定性を高めることに焦点を当てており、柔軟性や姿勢の改善などの効果がある運動です。

動作の違い

筋トレの動作は比較的シンプルで、同じ動作を繰り返し行うことが特徴です。

例えば、ベンチプレスやスクワットなどの基本的な種目は、決められた動作を反復することで筋肉に負荷をかけていきます。

正確なフォームを維持しながら、できるだけ多くの回数をこなすことが重要です。

一方、ピラティスの動作は、より細かな筋肉の動きを意識しながら、ゆっくりと正確に行います。

呼吸のリズムに合わせて動作を行い、体の中心部分(コア)を意識しながら、全身の筋肉をバランスよく使う動作が多いです。

ピラティスと筋トレどっちが痩せる?

痩せる

ピラティスと筋トレでは、ダイエットに対するメリットが異なります。

それぞれの特徴を理解した上で、どちらの運動を選択するか決めると良いでしょう。

ピラティスの方がダイエットには向いている

ピラティスは、体幹を意識した全身運動であり、有酸素運動なので脂肪燃焼に効果的です。

ピラティスがダイエットに向いている理由
  1. 有酸素運動:長時間運動する事ができ、消費カロリーを増やす事ができる
  2. 継続的な運動:低強度で継続しやすいため、長期的にダイエット効果を得やすい

筋肥大を求めるなら筋トレ

ダイエットしつつ、筋肉を成長させて大きくしたい方は筋トレがおすすめです。

ピラティスの場合、運動強度が高くないため、筋肥大は期待しにくくなります。

なので、胸やお尻などの部位を成長させていきたい方は、筋トレを選ぶと良いでしょう。

マシンピラティスとマットピラティスどちらが良い?

ピラティス

ピラティスには大きく分けて、「専用のマシンを使用するマシンピラティス」と、「マットの上で行うマットピラティス」の2種類があります。

それぞれに特徴があるため、以下で解説していきます。

マシンピラティスの方がダイエットに良い

マシンピラティスは、専用の機器を使用することで、マットピラティスよりも強度を高くする事ができます。

マシンピラティスがダイエットに良い理由
  1. マシンを使う事で、フォームが崩れにくい
  2. マシンを使うことで負荷を強くする事ができる
  3. 短時間でマットピラティスよりも高い運動強度

特に、ダイエット目的の場合は、マシンピラティスの方が効果を実感しやすいでしょう。

継続が苦手ならマットピラティス

マットピラティスは、特別な機器を必要としないため、自宅でも気軽に始めることができます。

通う必要がないため、継続しやすいのでダイエットが続かない人やスタジオに通う時間的・金銭的余裕がない方には、マットピラティスがおすすめです。

ピラティスと筋トレを併用する事が最もおすすめ

ピラティスと筋トレを併用する事で、ダイエットやボディメイクの効果を最大限に活かすことができます。

それぞれの特徴を活かすことができ、効率的に筋肉への刺激を与えることができるからです。

以下で詳しくメリットを説明していきます。

アウターとインナーどちらの筋肉も鍛えられる

筋トレで表層の筋肉を鍛えながら、ピラティスで深層の筋肉を強化することで、理想的な体づくりが可能になります。

アウターを鍛えることで筋肉のメリハリができ、インナーを鍛えることで姿勢が整うのです。

結果的にバランスの取れた美しい身体へとつながります。

肩こりや腰痛の改善

現代人に多い肩こりや腰痛の改善にも、ピラティスと筋トレの併用は効果的です。

肩こりや腰痛などの原因は、姿勢不良や筋肉が使えていないことがほとんどです。

なので、筋トレやピラティスを取り入れることでこれらを解消し、肩こりや腰痛などの慢性的な痛みの改善が期待できます。

まとめ

ピラティスと筋トレは、それぞれに特徴のある運動方法です。

目的や体力、生活スタイルに合わせて選択することが重要ですが、可能であれば両方を組み合わせることで、より効果的なボディメイクが期待できます。

今回の記事で紹介したポイント
  • ピラティスは姿勢改善とインナーマッスルの強化に効果的
  • 筋トレは筋力アップと見た目の変化に効果的
  • 両方を併用することで、より総合的な体づくりが可能
  • 初心者は無理のない範囲で始め、徐々にステップアップすることが大切

継続は力なりですので、楽しみながら続けられる方法を見つけていきましょう。

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